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オーストラリア高校留学
オーストラリアの教育事情

オーストラリアは6州からなる大きな国です。日本の国土の22倍の面積に、1700万人の人々が暮らしています。その歴史の中で、英国の制度や文化を基本にして発展してきましたが、今日ではこの国の風土に応じた独自の文化を形成しています。教育制度は州毎に違いがあります。どの州にも言えることは教育の期間が前期中等教育(義務教育)と後期中等教育に分かれている事です。前期は初等教育が終わって10年生まで(15歳或いは16歳)。後期は11年、12年生(日本で言う高校2年、3年にあたります)。義務教育では普通教育が主体で、英語、数学、理科、社会などを履修します。11, 12年生に成りますと主要科目をはじめ、選択科目も学びます。オーストラリアは日本と違い、各大学の入試試験はありません。大学に進学を希望する生徒は、学内の試験(比重50%)と12年生の11月、12月にかけて実施される各州の統一試験(比重50%)の成績を基に大学の入学が審査されます。生徒は11年生のはじめに、志望校の志望学部に入るために必要な科目を調べ、2年間かけて必要な主要5科目を取ります.文科系と理科系に進む人では自ずと履修科目が異なってきます。進学を希望する大学や学部により、この入試試験の合格点が異なります。50%で入れる学部から99%なくては入れない学部など様々です。オーストラリアの高校は1月下旬に始まりその年の12月上旬に1学年間が終了します。1学年間は4学期に分かれていて、各学期の間には2週間の休みがあります。学校は週休2日制で、1日5〜6時限の授業があります。日本の講義中心の授業とは異なり、生徒の希望する学科を幅広い科目の中から選択でき、個人ごとに与えられたテーマを学習したり、討論をしながら学習していきます。日本語教育の授業も盛んで、日本語に興味を持つオージーの生徒とお友達になれる機会もあります。 

入学時期 1月,4月,7月,10月
留学期間 1学年間(延長可)
滞在方法 ホームステイ(私立高校の場合は寮も可〉
応募資格 入学時期において15歳から18歳の心身ともに健全な男女(不登校,中退者も歓迎)
Adelaide Metropolitan学校区
南オーストラリア州のAdelaide Metropolitan学校区に47校の中高一貫校があり、留学生はその教育委員会の管理の下にその一つの中・高校に入学します。希望者は自分の興味に基づいて(サッカー、テニス、音楽、ダンス、etc.)、学校の希望を出す事もできます。一般的に、日本人留学生はその英語力により、現地生の10年生に準じる準備コースより始めて、英語(ESL)や一般教科の基礎を学習し(1〜2学期)、それから10年生を最低1学期修了して、新学期(1月下旬)より11年生に進級します。11年生と12年生(最終学年)の2年間で必要科目単位を取得し12月に終業(卒業)する事により日本の大学はもとよりオーストラリアや世界各国の大学への進学が可能となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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